つば九郎といえば、東京ヤクルトスワローズのマスコットとして大活躍のキャラクターです。
シーズン中は、つば九郎の空中くるりんぱや、毒のある筆談で球場を盛り上げていますが、シーズンオフの契約更改も毎年注目を集めています。
この記事では、過去の契約更改の内容と、最新、2023年シーズンオフの契約更改の状況をお伝えします。
つば九郎の契約更改の歴史!
つば九郎のデビューは 1994年。契約更改は、2009年に始まっています。
以下の表に、つば九郎の契約更改の歴史をまとめました。
年 | 年俸 | 特典 | 備考 |
---|---|---|---|
1994 | 不明 | 不明 | デビュー |
2009 | 2896円 | なし | バック宙ができたら2896万円のインセンティブ
子供を泣かせた場合とペンギンと間違えられた場合は大幅減俸 |
2010 | 8960円 | ヤクルト飲み放題 | 笑っていいとも!出演や張本勲氏からの「あっぱれ」などで出来高 |
2011 | 1万円 | ヤクルト、タフマン飲み放題+ビールピッチャー2杯 | 初めての大台突破
バック宙が出来れば「つば九郎」をもじった2896万円の出来高を付けたが「ぢになるのでやめます」 |
2012 | 1万円 | ヤクルト400飲み放題+遠征時ビールピッチャー3杯 | マスコット界初のFA宣言を行ったが、結論は志願の現状維持、年俸1万円で残留を決めた。
衣笠球団社長兼オーナー代行から他社移籍の場合は、帽子のYSマークやユニホームのスワローズロゴは商標登録しているため使用禁止を通達された。 |
2013 | 1万2000円 | ヤクルト400、タフマン、蕃爽麗茶の飲み放題 | 衣笠球団社長に「やくるとの CMに でたいです ごうりきちゃんと きょうえんです」とアピール。 |
2014 | 9000円 | ヤクルト製品飲み放題 | チームが最下位ということもあり1万2000円から25%減 。 |
2015 | 2万2000円 | ヤクルト飲み放題 | 2度目の交渉で1万3000円アップの年俸2万2000円を勝ち取った。 会見では「さむらい(侍ジャパン)にもはいりたいです」。 |
2016 | 2万2000円 | ヤクルト飲み放題 | 契約更改交渉に3時間遅刻。 球団の年内業務は終了しており、張り紙で現状維持の2万2000円(推定)で契約する旨を通達された。 |
2017 | 2万2000円 | なし | グッズの売り上げ1位などをアピールしたが、球団からは「交渉の余地なし」と現状維持の2万2000円でサイン。
ヤクルト飲み放題もなくなる。 |
2018 | 2万5000円 | ヤクルト飲み放題、タフマン飲み放題 | 来年は、つば九郎の25周年の節目でもあり、ちなんだ数字に落ち着く。 |
2019 | 3万円 | ヤクルト飲み放題、タフマン飲み放題 | イノシシ退治で忙しいため、“越冬つばめ”ならぬ“越年つばめ”となっていた。 |
2020 | 2万8000円 | ヤクルト1000飲み放題 | 前年末の交渉で2896円減の提示にチーム唯一の「ほりゅう」をしたが、前年に飲み放題だったヤクルト400から、ヤクルト1000への“昇給”を勝ち取った。 |
2021 | 5万円 | ヤクルト1000飲み放題+活躍に応じてクーポン券支給 | 2度目のFA宣言をし、100件以上の企業や団体からオファーを受けた。
代理人ドアラも登場。 |
2022 | 5万円 | ヤクルト1000飲み放題 | 2度目の契約更改では、“敏腕代理人”中日の球団マスコット・ドアラが出席。ドアラの交渉のおかげもあり、「ヤクルト1000飲み放題の権利」を獲得。 |
つば九郎は、毎年、さまざまなネタで契約更改を盛り上げてくれています。
つば九郎の契約更改!2023年の結末は?
つば九郎の2023年のシーズンオフの契約更改は、2023年12月14日に交渉が行われました。
・グッズ売上1位
・観客数上向き
・ディナーショーのキックバックもいらない
・来年デビュー30年
などの材料があったにもかかわらず、「いいひょうかではありませんでした」ということで、保留となりました。
そして、次回の交渉は2024年1月29日(月)にファンの前で「けいやくこうかいをこうかいする!!」と宣言したつば九郎。 プロ野球史上初?となるファンの前での契約更改をぜひ見届けましょう!!
つば九郎の公開契約更改のチケット販売要項はこちらから!
つば九郎グッズには、こういうものもありますよ。
まとめ
つば九郎の契約更改の歴史をまとめましたが、毎年、その年の出来事などを面白おかしくネタにしてくれるつば九郎。
そして、2023年シーズンオフの契約更改は、保留の末、ファンを集めての公開契約更改に!
大人気のつば九郎の契約更改!倍率はかなり高くなると思われますが、できれば会場で観たいものですね!