プロ野球のドラフト会議が近づいてきましたが、どのチームがどの選手を指名するのか気になりますね?
ドラフト会議では、各チームが事前に指名選手を公表するかどうかは自由ですが、公表するチームとしないチームがあります。公表するかしないかによる駆け引きも、ドラフトの楽しみです。
では、2023年のドラフト会議で指名選手を公表したチームとしないチームはどこでしょうか?この記事では、過去の傾向を含めて紹介します。この記事を読めば、ドラフト会議に関する知識が深まり、より楽しめるようになるでしょう。
【ドラフト会議2023】指名選手を公表したチームは?
ドラフト会議が10月26日に予定されていますが、10月25日午前10時現在で、指名選手を公表したチームは、以下の3チームです。
広島 : 常廣 羽也斗投手(青山学院大)
西武 : 武内 夏暉投手(國學院大)
巨人 :西館 勇陽投手(中央大)*正式な公表ではなくスポーツ報知の報道による
*2023年10月26日 8:00 追記
新たに、2球団が指名選手を公表しました。
中日: 度会隆輝選手(ENEOS)
ソフトバンク : 武内 夏暉投手(國學院大)
2023年のドラフト会議は前評判の高い選手が多い中、指名選手を公表するチームが少ない状況となっています。ドラフト会議当日まで、各チームの駆け引きに目が離せなませんね。
【ドラフト会議2023】指名選手を公表の過去の傾向は?
ドラフト会議において、指名選手の公表は、2021年を除いた 2017年以降、半数以上の球団が指名候補を公表する流れでした。
昨年、2022年のドラフト会議では、9球団が事前に指名選手を公表しています。
1位指名公表球団名 | 1位指名選手名 | 学校名 | ポジション |
巨人 | 浅野翔吾 | 高松商 | 外野手 |
ソフトバンク | イヒネ・イツア | 誉高 | 内野手 |
西武 | 蛭間拓哉 | 早大 | 外野手 |
日本ハム | 矢澤宏太 | 日体大 | 投手 |
広島 | 斉藤優汰 | 苫小牧中央高 | 投手 |
オリックス | 曽谷龍平 | 白鴎大 | 投手 |
楽天 | 荘司康誠 | 立大 | 投手 |
中日 | 仲地礼亜 | 沖縄大 | 投手 |
ヤクルト | 吉村貢司郎 | 東芝 | 投手 |
一昨年、2021年のドラフト会議では、事前に指名選手を公表したのは、わずか2球団でした。
西武: 隅田 知一郎投手(西日本工大)
ソフトバンク : 風間 球打投手(ノースアジア大明桜高)
2021年は明確な有力候補選手がいない中で、他球団の動向をドラフト会議直前まで窺う、異例のドラフト会議だったと言われています。
2023年は、逆に豊富な注目選手の中から意中の選手をいかに重複なしで指名できるかを各球団が駆け引きしている状況に見えます。
まとめ
プロ野球のドラフト会議が近づいてきましたが、9球団が指名選手を事前に公表していた 2022年に比べ、わずか 2球団の公表にとどまっています(10月24日現在)。
公表することで、競合を避けられる可能性もありますが、競合覚悟で指名する球団もあり、また、他球団が、ハズレ1位、2位候補として検討している選手を指名するために公表を避けるなど、さまざまな思惑が交錯していると言えるでしょう。
最終的にどのような物語が待っているのか楽しみですね。
また、来年以降、指名選手の公表がどのような流れになるかも興味がありますね。
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