オンライン面接が拡大しています
新しい生活スタイル、リモートワークが推進される中、企業の面接も、オンラインで実施されることが多くなっています。特に外資系企業の面接では、従来から海外の面接官とは、オンラインでインタビューが実施されていたことから、今後も、対面ではなくオンライン面接が拡大されることは間違いありません。
オンラインで面接?嫌だなぁ
心配はいりません。
オンラインは、圧倒的にあなたに有利なのです
ここからは、オンライン面接の必勝法を解説します。
オンライン面接が候補者に有利なわけ
今日は面接の日
スーツに着替えて、訪問先の企業に到着。
会議室に入ると、完全にアウェー。
早めに到着して時間を潰したコーヒーショップで、想定問答を繰り返してはみたけれど、面接が始まった瞬間に頭の中は真っ白。
候補者がみんな同じ条件とは言え、実力が出し切れないケースは多いのではないでしょうか。
その点、オンライン面接は、ホームグラウンドで戦えるわけです。
いつものデスク、いつものパソコンで戦えるのですから、その環境を使わない手はありません。事前準備次第で、実力以上のアピールができるかもしれません。
面接環境を整える
拡張デスクトップの環境を作ります。
ここでは、カメラ付きのノートパソコンを使用する場合の環境設定についてお話しします。
拡張モニターは、ノートパソコンの背後に設置します。こうすることで、目線を動かさずに、ノートパソコンのディスプレー、拡張ディスプレーの両方を見ることができます。
Zoom などのオンライン会議システムを使って面接が実施されるわけですが、オンライン会議のメイン画面は背後の拡張ディスプレーに配置するようにします。
基本的に、面接で、画面共有などはされないので、メイン画面はさほど重要ではありません。
そのほか、事前に以下の準備をしておきましょう。
ヘッドセットの(マイク音量のテストは必須)
バーチャル背景の設定(明るい会議室などがお勧め)
明るさの設定(顔が明るく映るように)
タブレット(職務経歴書を表示するため)ー 可能であれば
カンペを準備する
環境設定が整ったら、想定問答資料を準備します。
カンペと聞くと、あまり良い印象ではありませんが、リアルな面接においても、志望動機や、アピールポイントなどを書いて、準備をしていると思います。
オンライン面接においては、より充実した資料を作ります。
面接官の名前
キャリアの概要
キャリアどう生かせるのか
キャリアの中での最大の成果
キャリアの中での失敗
志望動機
退職動機
一般的にはこれらの内容は必須ですが、職務の内容、面接官のポジションなどによって、想定される質問が変わるので、しっかりと作っておきましょう。
想定が難しい場合は、キーワードだけでも書いておけば、そこから答えをひきだせることがあります。
フォントのサイズを変えたり、マーカーを使うなどして、どこにどの項目が書いてあるか、本番で戸惑わないように工夫しましょう。
カンペの使い方
カンペは、ノートパソコンのディスプレー上に開いておきます。
カメラの周辺に、回答すべき内容がくるようにスクロールすることがポイント。
マウスを操作しても、画面には映らないので、余裕を持って動かして下さい。
このスクロールしている時間が意外と大切。英語の面接で即答できるだけのスキルがあれば別ですが、ほとんどの場合、考える時間、単語を選ぶ時間が必要なので、実際に考えながら、回答を探す。
気持ちの余裕があった方がよいです。
オンラインでのアピール
オンラインで素晴らしい回答ができたとしても、残念ながら人間性は伝わりにくいもの。
特に日本人は、自己主張が苦手です。
外国人の面接官の場合、日本人と比べると、面接時にカジュアルな話になることも少なくありません。好印象を持ってもらうために、大切なポイントとして
相手を名前で呼ぶこと(カンペの最初に書くのはこのため)
最初の挨拶(天気の話や面接官の国に関する滞在経験なども好印象)
はっきりと大きな声で、抑揚をつけて喋ること
たぶん、思うなどの表現は避けよう(出来ると言い切る)
笑顔!
お礼の言葉(一緒に働ける日を楽しみにしているよ!)
これらのポイントに注意して、面接に臨めば、他の候補者に差を付けることは間違いなし。
まとめ
オンライン面接は、候補者にとってメリットが大きいと考えています。ホームグラウンドで戦えることを忘れずに、しっかりと準備をして、面接に臨んで下さい