ゴジラの過去作品と観客動員数は?年末年始にイッキ観できる配信情報も!

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ゴジラの過去作品と観客動員数は?年末年始にイッキ観できる配信情報も!

ゴジラマイナスワンが公開され、日本では、2023年12月10日までの38日間で、 観客動員数270万人 興行収入41.5億円 突破しました。

ゴジラマイナスワンは、ゴジラ70周年記念作品であり、日本製作の実写版ゴジラの30作品目。

前作のシン・ゴジラ公開から7年、さらにその前作であるゴジラ FINAL WARS公開からは19年が経過しており(アニメ版、ハリウッド版、モンスターバースシリーズ含まず)、過去作品を観てみたいと考えている方も多いはず!

この記事では、ゴジラの過去作品の情報と、過去作品を年末年始にイッキ観るするための情報をお伝えします。

 

ゴジラの過去作品と観客動員数は?

ゴジラの記念すべき初作品は、1962年に公開されました。

初代ゴジラの時代設定は 1954年。ゴジラマイナスワンの時代設定は終戦間近の1940年代。初代ゴジラの時代設定からさらに時代を遡っていることからマイナスワンというタイトルとしている理由の一つと言われています。そして、ゴジラマイナスワンで、ゴジラが登場する南の島、大豆島は、初代ゴジラ登場の舞台となっています。

初代ゴジラから始まった国内ゴジラ 30作品は、3つのシリーズに分類され、その後、2016年公開シン・ゴジラ、2023年公開のゴジラマイナスワンへ繋がっていきます(アニメ版、ハリウッド版、モンスターバースシリーズ含まず)

昭和ゴジラシリーズ

昭和ゴジラシリーズは、1954年から1975年までに15作品が製作されたシリーズです。

通番 題名 公開日 観客動員数(万人)リバイバル含む
第1作 ゴジラ 1954年(昭和29年) 961
第2作 ゴジラの逆襲 1955年(昭和30年) 834
第3作 キングコング対ゴジラ 1962年(昭和37年) 1255
第4作 モスラ対ゴジラ 1964年(昭和39年) 720
第5作 三大怪獣 地球最大の決戦 1964年(昭和39年) 541
第6作 怪獣大戦争 1965年(昭和40年) 513
第7作 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年(昭和41年) 421
第8作 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 1967年(昭和42年) 309
第9作 怪獣総進撃 1968年(昭和43年) 258
第10作 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 1969年(昭和44年) 148
第11作 ゴジラ対ヘドラ 1971年(昭和46年) 174
第12作 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 1972年(昭和47年) 178
第13作 ゴジラ対メガロ 1973年(昭和48年) 98
第14作 ゴジラ対メカゴジラ 1974年(昭和49年) 133
第15作 メカゴジラの逆襲 1975年(昭和50年) 97

• 第1作『ゴジラ』は、水爆実験や第五福竜丸事件など、核の脅威に直面していた1950年代の日本の現実を反映した作品です。ゴジラは核の落とし子として描かれ、人類のエゴによって生み出された災厄として恐怖を与えました。この作品は、被爆国ならではの重いメッセージを持ち、国内外で高い評価を得ました。

• 第3作『キングコング対ゴジラ』は、1960年代に入り、日本が高度経済成長を遂げる中で、アメリカの文化や技術に対する憧れや競争心が高ま。ゴジラは日本の代表として、アメリカのキャラクターであるキングコングと対決しました。この作品は、怪獣同士のプロレス的なバトルやコミカルな演出で、娯楽性を高めました。ゴジラシリーズの中で観客動員数1位の作品です。

• 第9作『怪獣総進撃』は、1970年代になり、日本が環境問題や公害問題に直面していた時代の作品です。ゴジラは地球の守護者として、宇宙からやってきた怪獣や侵略者と戦いました。この作品は、人間と自然の関係や、平和と戦争のテーマを扱いました。

 

 

 

平成ゴジラシリーズ

平成ゴジラシリーズは、1984年から1995年までに7作品が製作されたシリーズでVSシリーズとも呼ばれています。

通番 題名 公開日 観客動員数(万人)
第16作 ゴジラ 1984年(昭和59年) 320
第17作 ゴジラvsビオランテ 1989年(平成元年) 200
第18作 ゴジラvsキングギドラ 1991年(平成3年) 270
第19作 ゴジラvsモスラ 1992年(平成4年) 420
第20作 ゴジラvsメカゴジラ 1993年(平成5年) 380
第21作 ゴジラvsスペースゴジラ 1994年(平成6年) 340
第22作 ゴジラvsデストロイア 1995年(平成7年) 400

• 第1作『ゴジラ』は、冷戦時代の核の脅威や高度経済成長の影響を反映した作品です。ゴジラは原子力潜水艦や原子力発電所を襲い、核エネルギーを摂取する怪獣として描かれました。この作品は、初代ゴジラに近い凶暴なイメージを復活させ、人類に敵対する存在として恐怖を与えました。

• 第3作『ゴジラvsキングギドラ』は、バブル経済の絶頂期や日本の国際的地位の変化を反映した作品です。ゴジラは未来人によって過去に送り返され、ゴジラザウルスから再びゴジラに変化しました。この作品は、日本の歴史やアイデンティティに関する問題や、日本に対する外国の視線を扱いました 。

• 第7作『ゴジラvsデストロイア』は、阪神淡路大震災などの社会不安や、平成天皇の病状などの世代交代の影響を反映した作品です 。ゴジラは核分裂反応によって暴走し、最期に爆発しました。この作品は、衝撃的な展開で、平成ゴジラシリーズの幕を閉じました 。

 

 

 

 

ゴジラミレニアムシリーズ

ゴジラミレニアムシリーズは、1999年から2004年までに6作品が製作されたシリーズです。

通番 題名 公開日 観客動員数(万人)
第23作 ゴジラ2000 ミレニアム 1999年(平成11年) 200
第24作 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 2000年(平成12年) 135
第25作 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 2001年(平成13年) 240
第26作 ゴジラ×メカゴジラ 2002年(平成14年) 170
第27作 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 2003年(平成15年) 110
第28作 ゴジラ FINAL WARS 2004年(平成16年) 104

• 第1作『ゴジラ2000 ミレニアム』は、1999年という世紀末の節目に公開された作品です。ゴジラは1954年に出現した初代ゴジラの後に現れた別個体として描かれ、身長55メートル、体重2万5千トンと初代に近いサイズに設定されました。ゴジラは人類に敵対する存在として恐怖を与えますが、自己再生能力を持つオルガナイザーG1という物質を含む細胞からは新薬の可能性も示唆されました。この作品は、ゴジラの存在を駆逐するか共存するかという問題を提起しました。

• 第3作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は、2001年という新世紀の幕開けに公開された作品です。ゴジラは戦争犠牲者の残留思念によって生まれた悪の化身として描かれ、身長60メートル、体重2万トンと小柄ながら凶悪な姿になりました。ゴジラは日本の歴史やアイデンティティに関する問題を浮き彫りにしました。

• 第6作『ゴジラ FINAL WARS』は、2004年というゴジラ誕生50周年の記念に公開された作品です。ゴジラは身長100メートル、体重5万5千トンと大きくなり、過去のシリーズに登場した多数の怪獣と戦いました。この作品は、ゴジラの歴史や文化を総括するとともに、平和と戦争、自然と科学、人間と怪獣の関係を描きました。

2010年代以降

2010年代以降では、以下の2作品が公開されました。(アニメ版、ハリウッド版、モンスターバースシリーズ含まず)

通番 題名 公開日 観客動員数(万人)
第29作 シン・ゴジラ 2016年(平成28年) 569
第30作 ゴジラ-1.0 2023年(令和5年) 270(2023年12月10日現在)

• 第29作『シン・ゴジラ』は、2011年の東日本大震災や福島第一原発事故の影響を反映した作品です。ゴジラは放射能を帯びた未知の生命体として描かれ、日本の政府や自衛隊、国際社会との対応を描きました。この作品は、日本の危機管理や国際協調の問題や、原子力の利用や廃絶のテーマを扱いました。

• 第30作『ゴジラ-1.0』は、2023年という近未来の日本を舞台にした作品です。ゴジラは終戦直後の東京を破壊した初代ゴジラの後に現れた別個体として描かれ、日本の歴史やアイデンティティに関する問題を浮き彫りにしました。この作品は、戦後日本とゴジラの関係を新たな視点から描き直しました。

観客動員数ランキング

ゴジラ30作品の観客動員数のランキングベスト10です。

ランキング 通番 題名 公開日 観客動員数(万人)リバイバル含む
1 第3作 キングコング対ゴジラ 1962年(昭和37年) 1255
2 第1作 ゴジラ 1954年(昭和29年) 961
3 第2作 ゴジラの逆襲 1955年(昭和30年) 834
4 第4作 モスラ対ゴジラ 1964年(昭和39年) 720
5 第29作 シン・ゴジラ 2016年(平成28年) 569
6 第5作 三大怪獣 地球最大の決戦 1964年(昭和39年) 541
7 第6作 怪獣大戦争 1965年(昭和40年) 513
8 第7作 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年(昭和41年) 421
9 第19作 ゴジラvsモスラ 1992年(平成4年) 420
10 第22作 ゴジラvsデストロイア 1995年(平成7年) 400

昭和ゴジラシリーズが上位にランキングされていますが、5位にシン・ゴジラがランキングされており、2023年12月10日時点で270万人のゴジラマイナスワンもベスト10に入ってくるのではないかと思われます。

ゴジラの過去作品を年末年始にイッキ観!

ゴジラマイナスワンが公開され、改めてゴジラのファンになった方も多いのではないでしょうか。

過去の作品を観たくてもなかなかまとまった時間が取れないあなたも、年末年始は、過去作品をイッキ観するチャンス。

全ては観られなくても、お気に入りの作品を見つけて、ゴジラの歴史を振り返ってみましょう。

配信サービス

ゴジラシリーズは、各配信サービスで視聴可能です。

Amazon Prime Video

ゴジラのシリーズは、Amazonプライムビデオで視聴することができます。

一部の作品はプライムビデオ特典で、他の作品は、レンタルでの視聴が可能です。

アマゾンプライムビデオ

U-NEXT

ゴジラのシリーズは、U-NEXTでの視聴が可能です。

31日間の無料トライアルがあるので、年末年始のイッキ観に最適です。

スカパー

スカパー基本プランの加入で視聴可能なムービープラスでは、ゴジラ4作イッキ観!特集が企画されていて、以下の3作品とハリウッド版作品が放送されています。

ゴジラVSスペースゴジラ

ゴジラVSビオランテ

ゴジラVSデストロイア



まとめ

ゴジラの映画は、70年もの間、時代の変化に応じて、ゴジラの役割やイメージを変えていきました。ゴジラは、日本人の心情や社会の動向を映し出す鏡のような存在であり、多くの人々に感動や興奮を与えました。ゴジラは、日本の映画史や文化史において、重要な位置を占めるキャラクターと言えるでしょう。

年末年始は、70年のゴジラの歴史を振り返りながら、ゴジラをイッキ観してみるのも良いのではないでしょうか?

 

 

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