映画【レディ加賀】が2024年2月9日に全国公開されました。
加賀温泉郷を舞台に、旅館の若女将たちがタップダンスを通じて、生まれ故郷の温泉街を盛り上げていくストーリーです。実際に加賀温泉郷で働く女性PRグループ「レディー・カガ」をモチーフとしています。
着物とタップダンスという過去に見たことのないコラボレーションに、視線がくぎ付けとなること間違いなしです!
この記事では、2024年2月10日に、新宿ピカデリーで行われた映画【レディ加賀」の舞台挨拶で明かされた、雑賀監督お気に入りのシーンと、主題歌「バケモン」制作秘話について解説します。
【レディ加賀】舞台挨拶で明かされた雑賀監督お気に入りのシーンは?
映画【レディ加賀】の舞台挨拶が、2024年2月10日に新宿ピカデリーで行われました。
小芝風花さん、森崎ウィンさん、眉村ちあきさん(主題歌)、雑賀俊朗監督が登壇し、映画【レディ加賀】に関する興味深いお話で盛り上がりました。
加賀友禅を濡らしたら?
映画【レディ加賀】の象徴的なシーンといえば、加賀友禅でタップダンスを踊る小芝風花さん。
水しぶきをあげながらの激しいタップダンスのシーンは、加賀友禅とタップダンスのコラボレーションに感動している観客に、さらに、これでもか!とばかりのインパクトを与えるものでした。
このシーン、当然のことながら、高級な加賀友禅を濡らしてしまうことが前提のシーンなわけですが、周囲からは反対されましたが、雑賀監督は諦めることができなかったそうで、いろいろな人にお願いしたそうです。
その結果、加賀市の呉服屋さんから貸してもらうことができ、この大迫力の象徴的なシーンを撮ることができたとのことです。
映画【レディ加賀】のエンドロールでは、着物衣装提供として、8社の名前が挙がっています。
レンタル着物加賀結衣
加藤手織牛首つむぎ
谷口県服店
NPO法人小粋なきもの倶楽部
協同組合加賀染振興協会
山崎麻織物工房
加賀乃織座牛首紬
加賀繡IMAI
多くの協力があって完成した迫力のタップダンスといえるでしょう
一回勝負の壁を倒すシーン!
映画【レディ加賀】のタップダンスのフィナーレ!ステージの壁が倒れて花火があがるシーン!
迫力のタップダンスにまさに花を添える打ち上げ花火!
雑賀監督がどうしても倒したかったこの壁ですが、実は、この壁、1枚しか準備されていなかったそうです。
一回失敗したらおしまいのこのシーン。
映画の神様が助けてくれたシーンですね。
【レディ加賀】主題歌「バケモン」制作秘話!
映画【レディ加賀】の主題歌を担当した眉村ちあきさんも登壇され、主題歌「バケモン」を制作秘話を語ってくれました。
なんと、主題歌の「バケモン」は、眉村ちあきさんが最初にこの映画を観た時に、小芝風花さんの集中しすぎて人には見えないほどのタップダンスを観て、そのイメージで、「バケモン」になったというお話。
皮を破った人間が凄いパワーを出す!人ではなく「バケモン」をテーマに作ってみようという。
エンディングでとても盛り上がる曲で、映画はもちろん、主題歌のヒットも楽しみにしたいですね。
まとめ
映画【レディ加賀】の公開され、舞台挨拶がありました。
舞台挨拶では、小芝風花さん、森崎ウィンさん、眉村ちあきさん(主題歌)、雑賀俊朗監督が登壇し、映画【レディ加賀】に関する興味深いお話で盛り上がりました。
大迫力の加賀友禅でのタップダンスシーンはもちろん、見どころたくさんの映画【レディ加賀】。
主題歌も、印象に残る曲で、ヒットの予感です。
映画【レディ加賀】は、本作の配給収入の一部(5%)を石川県の義援金窓口に寄付することを発表しています。
劇場で映画【レディ加賀】を鑑賞することでその一部が石川県を応援するための義援金になります。
ぜひ、お近くの劇場で映画【レディ加賀】を鑑賞しましょう。
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