2022年は諏訪大社御柱祭!下社春宮、秋宮と木落坂を見てきました

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2022年は諏訪大社御柱祭!下社春宮、秋宮と木落坂を見てきました

御柱祭とは

御柱祭!

ご存じでしょうか?

七年に一度十二支の寅と申の年に行なわれる、諏訪大社最大の祭りです。

正式名称は

諏訪大社式年造営御柱大祭

といいます。

諏訪大社の公式サイトはこちら↓

http://suwataisha.or.jp/onbashira.html

 

山中から御柱として樅(もみ)の大木を切り出し、老若男女、氏子達が力を合わせ、木遣り唄の指揮で、数々の難所を切り抜けながら、各宮まで曳行し、社殿の四隅に建てます

長さ約19m、直径1m余り、重さ約7.5トンの巨木。柱を山から里へ曳き出す「山出し」が4月に、神社までの道中を曳き、御柱を各社殿四隅に建てる「里曳き」が5月に行われます。

諏訪大社は、上社(前宮と本宮)、下社(春宮と秋宮)があり、それぞれ、山出し 3日間、里曳き 3日間。諏訪地方が最も熱くなるのです!

山出し

上社:4月2日(土)~4日(月)

下社:4月8日(金)~10日(日)

里曳き

上社:5月3日(火)~5日(木)

下社:5月14日(土)~16日(月)

この記事では、下社についての情報を解説します。

諏訪大社下社山出し

御柱の巨木は、棚木場という地点から曳行が始まります。

それぞれの柱は、担当する地域が決まっているのですが、市街地から棚木場までは 7 - 10キロほどの距離があります。

車でというわけにはいかないので、徒歩で、おにぎりと水筒を持って、これから始まる大きなお祭りに心を躍らせながら山を登ります。特に、朝一番に曳行開始される担当地域の氏子たちは、その数時間前には支度をして、家を出ることになります。

棚木場をスタートした巨木は、氏子たちの力で、3.5キロほどの距離を進み、木落坂に到着します。

なんといっても、この木落しが御柱祭、最大の見どころ

私の故郷、諏訪の男達の晴れ舞台です。

前回(平成28年)の木落しの動画です(産経新聞ニュースの動画より)。

 

巨木の半分ほどを坂の上から突き出した状態から、ピンと張った追掛綱(おいかけづな)を切ることで、一気に巨木が急坂を落ちていきます。

後ろ綱を切る!

柱の先頭に立つ!

柱に乗って、坂を落ちる!

諏訪の男たちの栄誉!

ではありますが、この木落への参加は、命がけ!

祭りのために貢献してきた者たちの晴れ舞台ですので、関係者以外は、観覧席で無事を祈りながら、迫力ある木落しを楽しみましょう。

2021年3月28日現在、公式サイトでの観覧席の情報はありません。確認できましたら、更新します。

http://www.onbashira.jp/

さて、1年後に本番を控えた木落坂を訪問しました。

木落坂の上から撮影しています。

約 100m、傾斜 35度!

斜面が見えない。

普通に歩いて下るのも危険な坂を、巨木に乗った状態で滑り降りるなんて、考えられません。

写真で見える、川の向こう側に観覧席が設置されると思われます(公式情報はありません)

木落坂を下から撮影した画像です。

1年後に迫った本番を前に、静かにその時を待っている感じですね。

無事に坂を下った巨木は、注連掛(しめかけ)といわれる場所に曳きつけられ、5月の里曳きを静かに待ちます。

諏訪大社下社里曳き

諏訪地方の桜の季節は、4月の中旬から下旬。

お花見が終わった 5月中旬に里曳きが行われます。

豪快な木落しが見せ場だった山出しに対して、里曳きは華やかなお祭り

巨木の曳行以外にも、催し物があり、終日楽しむことができます。

さて、注連掛(しめかけ)を出発した巨木は、3.7キロほどの距離を曳行し、春宮境内の木落し場に向かいます。

山出しの木落しに比べると、迫力は劣りますが、境内の杜の中を進む巨木には、違った美しさ感じます。

春宮境内の木落し坂です。

春宮の 4本の巨木は、冠落しと呼ばれる儀式により、先端を三角錐に削り落としたあと、境内の 4隅に建てられます(建御柱)

時間をかけて、ゆっくりと、ここでも氏子たちが力を合わせて、巨木を建てるのです。

春宮の境内と御柱

秋宮の 4本の巨木は、この鳥居を抜けて、下諏訪町の町内を進み、秋宮に向かいます。

催し物でにぎやかな沿道。来年の今頃は、感染症の影響もなく、お祭りを楽しめればいいな

そして、秋宮へ 4本の巨木が到着。

秋宮の境内から撮影した写真です。この坂を上って、秋宮の境内に到着。

氏子の最後の頑張りどころになります。

秋宮の境内に入ると、祭りはフィナーレに向かって、最後の建御柱の時を迎えます。

前回の御柱祭で建てられた、秋宮 1の巨木

間もなく役目を終える御柱。

来年のお祭りの前に倒されて、その後は、お守りなどとして使われます。歴史的には、神社の改修などのために用いられていたようです。

まとめ

私の故郷の誇りでもある諏訪大社と御柱祭

御柱祭は観るよりも、実際に参加して曳いた方が何倍も楽しめるお祭りです。御柱の周りには、観光の皆様にも曳いてもらうため、「小綱」をたくさん持った氏子の方がいるので、お願いすると小綱を貰う事が出来ます。それを貰って、曳き綱に結びつけ、巨木を氏子と一緒に曳くことができます。

また、諏訪一帯の洋服店等で、手頃な値段の御柱用の法被や小物も扱っているので、支度は簡単に整える事ができます、是非お祭り支度をしてお祭りに参加してみてはいかがでしょうか。

来年のお祭りに向けて、準備が進んでいることと思いますが、感染症の対策などを含め、観覧席や、ルールの情報などが、これから更新されていくと思います。

こちらの記事でも、取り上げていきますが、ぜひ、公式サイトでご確認をお願いします。

http://www.onbashira.jp/

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